プロポーカープレイヤーにとって、ライブトーナメントはスリルと試練の連続でもあります。KKPokerアンバサダーのDavid Dongwoo Koプロは、2022年以降順調に成果を積み重ねてきましたが、最近ではモントリオールのWPT PlaygroundやNAPT Las Vegasといったライブポーカーイベントで厳しい戦いを経験しました。

モントリオールでのイベントは、5月のメインイベント優勝の栄光を振り返りつつ、タイトル防衛を狙う場でした。

浮き沈みがありながらも、Davidプロの姿はハイステークストーナメントポーカーに欠かせない精神的な強さと戦略的な思考を浮き彫りにするものでした。

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DAVIDのダイアリー：ライブポーカーの波乱万丈

皆さんこんにちは！David Koです！この数か月はトーナメントサーキットを駆け巡り、モントリオールのWPT PlaygroundとラスベガスのNAPTシリーズに参戦していました。本当に感情ジェットコースターという感じで、感情の波に揺さぶられました。ポーカーではダウンスイングはつきものですが、初めてのライブトーナメントに向かう時はその辛さがより大きく感じられるものです。

WPT Playgroundでは、3つのメジャーなトーナメントをプレイしました。

$1,150 Prime Event
9回トライし、$3,600を獲得しました。全体的には厳しいシリーズでしたが、わずかに勝利を収めることができました。
$3,500 Championship Event
4回エントリーしましたが、残念ながら結果を残すことはできませんでした。
$10,500 High Roller
3回挑みましたが、こちらも賞金圏内に入ることはできませんでした。

今回のシリーズは特に過酷でしたが、結果はさておき、自分のプレイやマインドセットには満足しています。ダウンスイングの間、仲間の存在が本当に助けになりました。ネガティブな感情を乗り越え、次の日に向けて気持ちを切り替えることができました。

ポーカートーナメントに出る際は、自分に十分なアドバンテージがあると判断すれば、バンクロールの許容範囲内で最大バイインを準備して臨むようにしています。自分のプレイに確信が持てなければ、これほどリバイを重ねることはなかったと思います。

とはいえ、このアプローチにも例外はあります。いつもより高いバイインに挑戦するときは、使うバイインを自分が納得できる範囲であらかじめ決めています。そして、優位性が薄いと感じたり、有利な状況を活かすのが難しい場合は、リバイを控えます。例えば、トーナメントのペースが速すぎたり、リバイ後のビッグブラインドが少なすぎたりすると、バリアンスの影響でスキルの優位性を発揮しづらくなります。

モントリオールを後にしてラスベガスに向かい、新たな挑戦に向けて気持ちを切り替えました。すると、初っ端から素晴らしい展開が待っていました。

ベネチアンの$600 NLH UltimateStackで3位に入賞し、$18,292を手にしました。これがきっかけで自信を取り戻すことができました！
NAPTシリーズでは、$1,650 Mystery Bounty Eventで28位にランクイン！さらに9つのバウンティを手にし、合計で$14,000を獲得しました。

ですが、シリーズ後半の高額バイインイベントは厳しい結果に終わってしまいました。$5,300のメインイベントでは、保証賞金総額$3Mに対し543エントリーが集まり、賞金総額は$4.34Mに達しました。そこで5回エントリーしましたが、Day 2は突破できず。$5,300 Mixed Game Eventにも出場しましたが、残念ながらこちらもキャッシュには届きませんでした。

トーナメントポーカーで迫られる難題

NAPTシリーズ中、ゲーム選択において難解な決断を迫られる場面がありました。

ポーカートーナメントシリーズでは、参加するイベントと見送るイベントを取捨選択する必要があります。最も悩まされたのは、$5,300 8-Game Mixか$10,300 NLH High Rollerのどちらに出場するかでした。どちらも11月8日からでしたが、8-Game Mixは1日完結型（状況によって2日間に延長）、NLH High Rollerは3日間にわたるイベントでした。そして、NLH High RollerのレジストはDay 2の開始時まででした。

そこで考えたのは
最近ハマっている$5,300 8-Game Mixをプレイする。
フィールドも賞金プールも大規模な3日間制の$10,300 NLH High Rollerに挑戦する。

まず8-Gameに挑戦し、敗退したらHigh Rollerに後からエントリーする。

結局、どうしても8-Gameをプレイしたかったので、3番目の案を採用することにしました。ミックスゲームにどんどん惹かれていて、もっと極めたいんです。でも今思えば、フィールドやペイアウトの点でHigh Rollerの方が良い選択だったのかもしれませんね。

実はこのシリーズの序盤にも、似たようなジレンマがあったんです。$550 H.E.R.O.S.と$2,200 NLHのどちらに出るか迷いました。その時はH.E.R.O.S.を選びましたが、振り返ってみるとNLHを選んだほうがはるかに良かったのではと思います。$550 Mix Gameのような小規模バイインイベントは、大規模フィールドで高額バイインのトーナメントと比べて、十分な価値があるとは言い難いので。こうした決断を経て、トーナメントシリーズではゲーム選びが極めて重要であることを実感しました。

正しいマインドセットを持ち続けること

こうして、特にトーナメントシリーズ中のポーカーにおいて、ゲーム選択がいかに重要であるかを再認識させてくれました。イベントの価値を客観的に見極める能力は、全体の結果を左右する重要な要素です。

このシリーズでは思い描いていた結果にはなりませんでしたが、今後の取り組みを磨くための貴重な学びを得ることができました。トーナメント専業プレイヤーとして2年目を迎えましたが、このようなシリーズを通じて改めて重要なことを思い知らされます。それは、ポーカーがカードだけで語れるものではないということです。意思決定や感情のコントロール、期待値のマネジメントがゲームの外でも同様に重要です。

ポイントは、学び続けること、謙虚でいること、そして何よりも絶対に諦めないことです！

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Davidプロのエピソードは、ライブポーカーで成功するには忍耐力がいかに重要かを教えてくれています。タイトルを狙う人も、ポーカーを始めたばかりの人も、KKPokerなら世界最大のイベントに挑戦できます🏆️

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